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横浜美術館30周年 [美術館めぐり & おいしいもの]

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                                    ヴィクトル・ヴァザルリ「ケッツ」1987

   パスワードばかり聞かれるこの街で 小さな秘密抱えて生きる   こころ



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いろんなデザインや色合いがあって楽しいヴィクトル・ヴァザルリの作品


4月に行った横浜美術館30周年記念
「meet the collection アートと人と、美術館」

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所蔵品から400点を展示していると聞いてたから、ちょっと退屈かもと期待しないでいったら、予想を遥かに超える 楽しい展覧会だった。

なにゆえ予想を裏切るいいものだったのか。

選りすぐりの所蔵品を並べて見せるということだけでなく、
現代アーティスト4名(束芋 タバイモ、 浅井祐介 アサイユウスケ、 今津景 イマヅケイ 菅木志雄 スガキシオ )が、それぞれのブースに美術館の所蔵品を 学芸員と協働して展示構成しているという点にある。
各作家の作品がさまざまな作品とコラボし、刺激しあって、楽しい空間となっていた。

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圧巻はなんといっても 淺井裕介の「いのちの木 」2019  

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そこに ミロの「花と蝶」がぴったりとはまる。IMG_2336.jpeg
(映り込みが激しくて、斜めからしか撮れなかった)

IMG_2331.jpg「いのちの足音」

壁画に使われている土絵の具は、淺井氏の母校の高校生達の協力によるもの。IMG_2342.jpeg大地の色見本

IMG_2310.jpg菅木志雄「風土の連結」
IMG_2313.jpeg菅木志雄「環空立」

IMG_2316 2.jpegサルバドール・ダリの「ヘレナ・ルビンシュタインのための装飾壁画 幻想的風景ー暁、英雄的正午、夕べ」1942

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イサム・ノグチ「真夜中の太陽」越しの ルネ・マグリット「王様の美術館」




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トリエンナーレで気に入って眺めていた作品もあった 横尾忠則「黒いY字路7」2011
中央の白い建物は横浜美術館


IMG_2348.jpg館内ぐるっとひと回り、
「生命のいとなみ」「世界のかたち」の二部構成が、7つの展示室に別れ
次はどんな発見と驚きがあるかとわくわくする展覧会だった。

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