山手 その３ はじめてのデート.... [横浜たより]
このデートコースを何度練り直したことか...
しかし
最初からつまずくバニラでありました。
なんとなくその後の展開が予想され、不安がよぎります。
本来の予定では
中華街で美味しいランチ＆おいしいビール♪
その後中華街を肉まんをほおばりながら
（ここですでに初デートの域を超えてる？） → 元町 →
西洋館巡り → 外人墓地 → 港の見える丘公園 →
赤レンガ倉庫 → ワールドポーターズで休憩 おいしいビール♪
（あぁ、ビールばかり....）夜景を見ながら語り合い 自由が丘方面に移動。
そして 最高の和食＆おいしいビール♪
(やっぱり ビール... だってお相手は無類のビール好きなのですもの）
と盛りだくさんのコース どんな展開になるのやら。
最初のつまずき
石川町駅から中華街方面にでて延平門をくぐり
二本目の通りの角にある 麻婆豆腐専門店「辣」（らぁ）にてランチ
山手 その２ 外交官の家と「塩プリン」 [横浜たより]
前記事と同じイタリア山庭園に建つ「外交官の家」
明治４３年に建てられたアメリカンビクトリア様式のこの洋館は
日本人の外交官であった内田定槌の私邸で1995年にここに移築されました。
手入れの行き届いたシンメトリーの庭からは横浜のビル群が見渡せます。
遠くひときわ高いビルがみなとみらいのランドマークタワー。
雨模様の天候だったことを差し引いても室内はかなり暗めです。
でもそのおかげでステンドグラスの美しさが引き立っていました。
こちらには内田家の家紋が描かれています。
部屋のほの暗く重厚な雰囲気と異なり
サンルームはこじんまりとしていますが
明るく開放的で居心地のよい空間となっています。
庭には秋のバラが咲き誇っていました。
元町仲通りにある霧笛楼は結婚披露パーティで貸し切られていました。
ロマンティックな雰囲気にしばし佇む私。 このころにはかなり本格的な雨に。
代官坂通りの本丸亭で塩ラーメンとお茶漬けの遅めのランチ。
http://blog.so-net.ne.jp/in_the_moonlight/2006-05-25
地下鉄みなとみらい線「元町中華街」駅に出る途中にある
ラ・パティスリ・ソルシエールにてお土産を購入。
フランス産ゲランドの塩を使用したという「モトマチ塩プリン」(奥の赤ラベル）と
「シナモンプリン」(手前金ラベル）
このラ・パティスリ・ソルシエールは日曜のみティーサロンとして開放され、
普段はお菓子教室というちょっと異色のショップです。
バニラビーンズの粒々がたっぷり入っている濃厚な「モトマチ塩プリン」
ちなみに「塩プリン」といっても塩味を感じることはありません。
塩を加えることで甘みをより際だたせているのでしょう。
シナモンプリンの方が濃厚でありながら あと味さわやかで美味しかったです。
山手 その１ 花のある暮らし [横浜たより]
遠いところをようこそ。
まずはお食事にいたしましょうか。 ダイニングにご案内いたします。
本日のテーブルセッティングは深まりゆく秋をイメージしてみました.....
お食事の後はサンルームに移ってお茶にいたしましょう。
それともチェスをなさいますか？
屋敷の全景でございます。 意外とこじんまり と思われました？
さ～て これが我が家だったら本当に素敵なのですが ここは
石川町駅から大丸谷坂(ｵｵﾏﾙﾀﾞﾆｻﾞｶ）を上って7，8分の
イタリア山庭園内にある ブラフ18番館です。
1880～86年にかけてこの高台にイタリア領事館があったことから
イタリア山と呼ばれ、今では公園として整備されています。
横浜の山手地区は外国人居留地だった頃の名残をとどめる西洋館が
いくつかあり横浜市が保存管理しています。
西洋館の多くは関東大震災で失い、ほとんどは震災以降の建物です。
このブラフ18館も関東大震災（1923年）後に建てられ
戦後はカトリック教会の司祭館として使われ、その後
ここに移築されました。
部屋のあちこちに庭の花々が品よく飾られています。
花のある暮しの居心地のよさをあらためて感じさせてくれます。
次回は隣に建つまた少し趣きの異なる西洋館をご案内致します。
でもこのところちょっと忙しいのでしばらく間が空いてしまうかもしれません。
気長にお待ちいただければ....
